みなさんおひさしぶりね。くみさんです。
ごぶさたしているうちに、世の中はすっかり秋ね。
秋と言えば、おいしい食べ物の季節。そしてなによりもあたしの大大大好物のこれよ、これ。
さんま。
さんま苦いかしょっぱいか。 あたしは秋の味覚と風流をたしなむくるみさんなのよ。
九月の終わりころになってからは、パパはずっと「さんま。さんま。さんまが喰いたい」とアピールしていたのに、ママが「あたし、さんまは好きじゃないの」の一言で、ずっとおあずけなっていたの。でも、ついに昨日、さんまが我が家の食卓にあがったのよ。あたしとパパはまるでアメリカ人さんみたいに 「きゃっほぅー!」と大喜びだったわ。アメリカ人がさんまで喜ぶかどうかは深い疑問なんだけれど、そこはいいの。
我が家の秋の食卓に、新潟で収穫されたばかりの新米と、さんまがのったわ。もうね、ぴょんぴょんとジャンプしまくりだったの。
「うれしいか? うれしいか?」 とパパはあたしに言った。うれしいわよ当然でしょ。はやく食べたいわ。
さんまさん、おひさしぶりね。 もうね、骨まで愛してあげたいくらいよ、あたし。
さすがに丸ごと一匹はもらえなかったけれど、パパからちょっとずつもらって、あたしは秋の味覚をまんきつしたの。
食後は大好きなミルクガムまでもらって、もう、大満足でパパのパジャマの上で足ペロをするくるみさんだったのよ。
、、、でね、じつは今日の晩ご飯もさんまなの。楽しみだわ。