今日はあさ早くおきたくるみさんよ。
今日はパパがおしごとで佐渡に行ったの。
ママのおしごとがやすみだったら、もちろんあたしとママもついて行ったのだけど、おしごとなので2人でおるすばん。
というか、あたしがおるすばん。ママにもおいていかれるわ。
おいしいおみやげをかってこないと、ゆるさないわよ、パパ
今日はあさ早くおきたくるみさんよ。
今日はパパがおしごとで佐渡に行ったの。
ママのおしごとがやすみだったら、もちろんあたしとママもついて行ったのだけど、おしごとなので2人でおるすばん。
というか、あたしがおるすばん。ママにもおいていかれるわ。
おいしいおみやげをかってこないと、ゆるさないわよ、パパ
ちょっとまえのはなしになるけど、あたしがだいすきなホームセンターでダックスパーティというのがあったの。
ダックスさん、あつまれーというパーティで、20匹くらいのダックスさんがあつまったわ。
じこしょうかいをしたり、ゲームをしたり、みんなであそんだり。
あたしもこんなきかいはないので、ちょっとワクワク。
みんなであそんだわ。
ポン
ポン
ポン
ポーン
・・・・・・・・・・・
みなさん、あたしがわかったかしら?
でもね
じつはあたしはわんこさんがにがて。
こんなにたくさんのわんこさんの中に入ったことがないから、すぐにつかれちゃったわ。
ママは大よろこびだったけど、とってもつかれたくるみさんよ。
でも、おやつをたくさんもらえたので行ってよかったわ
このあいだ、パパとママが大すきな寺泊ってところに行ったわ。
あたしもなんどか行ったことがあるけど、おさかなさんがたくさんうっていて、いいにおいのするところよ。
あたしも大すきよ。
パパとママはここにくると、かならずはまやきをたべるの。
しょくごにはかいがんをおさんぽしたわ。
でもあたしはなみがこわいからきらいよ。
はまやきはたべたいけど、うみには行きたくない。
あたしはどうしたらいいのかしら?!
「日本でワールドカップがあった2002年のことだ」 パパがよっぱらいながらあたしに話をしてくれたことがある。
「Jリーグ、新潟のチームを応援するためにバスで大分まで応援しにいったときのことだ。片道20時間の応援ツアーバスに乗っていた女の人がいて・・」
よっぱらいおやぢの話は長くなりそうなので、さえぎるように、「ああなるほど。そのときの人がママなのね」ってあたしがいうと
「いやちがう。その女の人が大分で集合写真を撮ってくれた。それから三ヶ月後くらいのことだ。新潟で開催された最後の試合で、たまたま偶然、オレの後ろにその女の人がいた。『あのときの大分行きのバスの中にいた人ですよね。ああよかった。あのときの写真、ずっと持ち歩いていて、ようやく渡せますね』って手渡されたんだ」
「・・・で?」
「その人は新潟で行われたワールドカップでボランティアをしていて、そのときの仲間と一緒に試合を見に来ていたいたんだ。つまりその女の人の隣にいたのが、今のママ」 ってパパは言う。 いろいろふくざつで、あたしにはすぐにはりかいできないわ。
「ああ、あれからもう次の次のワールドカップが始まったんだなぁ。新潟のチームからもワールドカップ選手が選ばれるし、オレの白髪は増えるし、時代は変わったんだなぁ」と、パパが宇宙に浮かぶ「ITOKAWA」(イトカワ)を見上げるような目つきで言う。 もっとも、「ITOKAWA」(イトカワ)がどっちの方向にあるのやら、パパもあたしも、さっぱりなのだけれど。
わかったようなわからないような話だけれど、パパとママの子だもの。おうえんするときはおうえんするわ。
きょうもサッカーがあるのね。
あたしはニッポンだいひょうのしあいがあるたびに、こんなことをしなくちゃいけないのかしら?
パパはおしごとに行ったのだけど「しあいまでにかえってくるぞ」ってきあいをいれていったわ。
あたしには何がたのしいのかサッパリだわ。
じつはあたしは、このあいだのしあいの時はねちゃったのよね。
きょうはこんやのためにおひるねしておくわ。
でもあたしは、はやくワールドカップがおわってくれるのをいのるわ。