みなさんこんばんは。くるみです。
今ね、パパがなにか古い歌を歌っているの。 「あれはさんねんまえ♪」だって。 あたしにはさっぱり分からないのだけれどね。
でね、三年前の今日は、そうよ、このブログが始まった日。それはつまり、あたしがパパとママの子になった日なの。
きょうは、そのときの思い出話としゃしんをこうかいするわね。みこうかいしゃしんもあるわよ。
そうね、たしか3年前。
あたしはたくさんのわんこさんやねこさんのお友だちといっしょに、かめだのムサシというお店にいたの。 そして2月3日。ガラスのむこうがわにひとくみのふうふが来て、あたしをのぞきこんでいたの。
二人はあたしをじっと見ていて、そしてあたしは、それまでせわをしてくれたお姉さんにだかれて、今のパパとママにごたいめんしたの。
あたしはそのときはぜんぜん人見知りをしなかったから(いまでは信じられないことね)、うれしくてうれしくて、つくえの上におしっこをしてしまった。
あらあらあら。と、お姉さんと、パパとママはくしょうしていたわ。
「人見知りしないみたいだし、元気で健康そうだし、こいつがいいんじゃない?」と、パパが言った。 実はね、パパとしては、わんこさんをかうことにあまり乗り気じゃなかったんだって。 ママが「どうしてもわんこさんがほしい」っていうから、負けたんだって。
今でも、あたしのことでふうふケンカをすると
「わんこを飼いたいと言ったのはおまえだろ」
「あら。でも、くるみを選んだのはあなたじゃないの」って、いいあらそっているわ。 でも、最後はけっきょく、「くるみが来て、よかったけれどね」って、なかなおりするんだけれどね。やれやれね。すなおじゃないわね。
↑あたしのすがたがみえないけれど、あたしがわがやにきていちばんさいしょにとったしゃしんよ。 あたしははこのなかで、ごそごそしていたわ。 でもね、全然泣かなかったのよ。 それよりも、はこに開いていたあなからお鼻をだして、くんくんまわりのにおいをかいでいたの。
ママから、「さあ、おいで」って、手を差し出してもらって・・・
あたしは、「ママ、これからよろしくね」って、あいさつしたの。
あたしはひとりっ子でうまれたので、えいようじゅうぶん。「生後三ヶ月にしては大きくね?」と、パパとママから言われたわ。じっさい、女の子のミニチュアダックスとしては、あたしはずいぶんと大きいのだけれど。
はこの中からだしてもらったあたしは、あたらしいおうちをいろいろたんけんしたの。 わんこさんとしては、まずはクンクンとにおいをかいで、それから、がしがしとかじってみるの。 きほんよね。 でも、がしがしかじると「だめっ」ってしかられるのが、なっとくできなかったわ。
そして、ねむくなったらママに甘えたの。これは今でもかわらないかしら。
このあとしばらくはしゃしんが無しなの。 パパとママがね、「カメラの音で驚かすと良くないかもしれないから、わが家になれるまで、なるべくそっとしておこう」って、気をつかっていたんだって。
で、これは5日のしゃしんね。 あたしははじめておにわに出て、うえきばちの土をきょうみしんしんで食べてみたの。 まずくて、うげげげげ。ってしているところ。
さらにいっしゅうかん後のしゃしん。 あたしはいろいろなものに、きょうみしんしん。
こうやって、あたしはパパとママのところに来たの。